最悪な15の巨大地震(世界編)1~5

壊滅的な被害をもたらした歴史上の15の巨大地震

地震大国の日本は今までたくさんの被害を受けてきました。
緊急地震速報が鳴ると、ドキッとする人も多いかと思います。
そんな恐ろしい地震ですが、今回は壊滅的な被害をもたらした、世界の歴史上の15の巨大地震を簡単に紹介します。

1. チリ・バルディビア地震(1960年)


1960年5月22日、チリ・バルディビアでモーメントマグニチュード9.5の巨大地震が起こりました。
これは1,000個の原子爆弾が同時に爆発するエネルギーに匹敵します。
この地震で6,000人が亡くなりました。

2. 中国・陝西省地震(1556年)


1556年1月23日、中国の陝西省で発生しました。
この地震は史上最悪の死者を出した地震ともいわれています。
死者数は83万人で、この地域の人口の60%以上を占めました。
マグニチュードは推定で8.0です。

3. インドネシア・スマトラ島沖地震(2004年)


2004年12月26日、インドネシア西部スマトラ島北西沖で、マグニチュード9.1の地震が発生しました。
この地震によって、巨大な津波がインド洋沿岸を襲います。
死者22万人、負傷者13万人を出す最悪な悲劇となりました。

4. 中国・唐山地震(1976年)


1976年7月28日、中国・河北省唐山でマグニチュード8.2の地震が発生しました。
この地震の犠牲者は、中国政府の発表では25万人、アメリカの地質調査所の推計では65.5万人となっています。
唐山は地震の危険性がとても低い地域だったので、建物は耐震構造ではありませんでした。

5. 中国・海原地震(1920年)


1920年12月16日、寧夏回族自治区の海原で巨大地震が起こりました。
死亡者数は20万人から24万人といわれています。
余震は3年以上続いたそうです。