そして防災しなくなる B

そして防災しなくなる B

2042年。日本は、これまでに経験したことのない災害の連続に見舞われていた。

2040年、台風19号が日本列島を縦断し、甚大な被害をもたらした。東京、大阪、名古屋など大都市圏は壊滅的な被害を受け、多くの人が命を落とした。

2041年、東北地方太平洋沖地震が発生し、東北地方を中心に大きな被害が出た。津波が沿岸部を襲い、多くの家屋が流失した。

2042年、南海トラフ地震が発生し、関西地方を中心に大きな被害が出た。地震による揺れと津波で、多くの人が亡くなった。

この3つの大災害により、日本は大きな打撃を受けた。そして、人々の防災意識も徐々に薄れていった。

「もう災害なんて起きない」

「防災なんて無駄」

そう考える人が増えてきたのだ。

確かに、災害はいつ起きるかわからない。しかし、だからこそ備えておく必要がある。

防災は、災害が起きたときの被害を最小限に抑えるための手段だ。備えがあれば、命を守ることができる。

しかし、人々の防災意識が薄れていくなかで、防災はどんどん軽視されるようになった。

「防災グッズは高すぎる」

「防災訓練なんて面倒」

そう言って、防災を後回しにする人が増えていった。

そして、ある日、新たな大災害が日本を襲った。

それは、これまでに経験したことのない規模の災害だった。

多くの人が命を落とし、日本は壊滅的な被害を受けた。

そして、人々はようやく気づいた。

「防災は必要だ」

しかし、もう遅かった。

多くの命が失われ、日本は大きな傷跡を残した。

 

おわり

この小説はフィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。