震度7の生存確率

書籍の情報

著書名…震度7の生存確率

著者…仲西宏之・佐藤和彦

出版社…幻冬舎

初版発行日…2016/12/15

出版元紹介文

巨大地震発生! その瞬間、どうすれば生き残れるか?
「机の下に隠れる」と助からないって知ってましたか?

東日本大震災、熊本地震、そして先日の鳥取地震。巨大地震が続き、首都直下地震や南海トラフ地震の信ぴょう性が日に日に高まっている。 いざ、巨大地震が起きた時、生き延びる妨げになっているのがこれまで教わった地震対策や地震教育の間違いだ。震度7を超える巨大地震では、学校で教わる「机の下に隠れましょう」は通用しない。机が凶器となってものすごい速度で教室やオフィス内を暴れまわるからだ。 では、発災の瞬間、どんな行動をとるのが生き延びられる道なのか? 第1章では18のシチュエーションで巨大地震が起きた時、どの行動が助かる道か三択から選ぶクイズ形式。読み進むうちに、「何がキモか」が理解できる仕組みになっている。他にも、発災時の生存確率を高める、目からウロコの日常の備えを紹介したり、もし、南海トラフや首都直下地震が起きたら、その直後から始まるかもしれない、想像をはるかに超える悲惨極まりない状況も紹介。 一家に1冊。家族で共有したい「我が家の巨大地震対策教本」になること間違いなし!

目次

はじめに

第1章 あなたの生存確率は?
・30年以内の発生確率70%の首都直下地震と南海トラフ巨大地震を生き残れるか?
・震度7の生存確率 その時、あなたは?
・震度7の揺れでは人は動くことができない。
・あなたの生存確率をけいさんしましょう・・・生存確率の考え方
・あなたの生存確率は?
コラム1 被災者が語る運
コラム2 マグニチュードが1違うとエネルギーは32倍違う
コラム3 無限大の震度7

第2章 巨大地震であなたが直面する危険
・本格化する首都直下地震と南海トラフ巨大地震への対応
・あなたに迫る危険は?
・被害を”量”として見積れない危険
・発災時にケガをすると生存確率は大幅に低下する
・最も気をつけるべきはクラッシュ症候群
・災害現場で何が起こるのか 秋冨慎司先生に聞く
・季節によっても危険は変わる
・災害に直面してフリーズ! 心理的にも動けない?
・事前の準備と大声を出してリーダーシップを発揮する

第3章 生存確率を高めるノウハウ
発災の瞬間の基本姿勢 ゴブリン・ポーズ
・教室の安全性は高い・・・公立学校施設の耐震改修状況調査
・次元の違う被害が出る震度7
・オフィスで震度7に直面した場合、机の下に隠れるべきか
・三角形の空間
・毎日持ち歩けるポータブル・サバイバル・キット(PSK)
・応急処置での手ぬぐいの使い方
・自力移動と自由移動
・常に状況のシミュレーションを行う癖をつける
コラム4 頭蓋骨が衝撃に耐えられる力
コラム5 ハザードマップ
コラム6 仲西と佐藤が会議で同席した時の椅子とりゲーム

第4章 発災後にはじまる長い戦い
・首都直下地震発生
・発災1日目
・発災1時間後
・発災1日後
・発災2日後
・発災3日後
・発災7日後
・発災3カ月後
・首都直下地震の発災から3カ月後 南海トラフ巨大地震が発生

おわりに 巨大地震に立ち向かうための自助・共助
・生存リミット72時間は数字のマジック
・発災の瞬間から数日間の控除は期待できない
・隣近所と助け合える関係を作る
・東京都と大阪府の食料備蓄は2日分! 家族が最低1週間過ごせる量を確保せよ!!
・焼失や津波被害の想定地域内に住む人にとって日常備蓄は意味があるのか
・分散備蓄・・・自動車やトランクルームの活用
・現実味を帯びる疎開
・災害の多い日本でいきるということ・・・明るい疎開生活と地方創生への提言

感想

防災小町
大地震が発生したその瞬間に、どんなことが起きそうなのか。前半は、さまざまなシチュエーションを提示して、その時取るべき行動をクイズ形式で考えさせられます。後半は、物語形式となり、前半のクイズ部分で学んだ内容が、発災時の瞬間から避難生活がリアルに感じることがでます。