横浜市に質問と回答#02

防災小町
こんにちは!防災小町です。今回は横浜市保土ケ谷区明神台の自治会様から質問を受け、横浜市保土ケ谷区役所にお聞きした内容を紹介いたします。

・質問は市営住宅の自治会様から頂きました。
・回答は横浜市保土ケ谷区役所総務課 海野様から頂きました。

※地域防災拠点=避難所

質問1
在宅避難でも地域防災拠点に行けば食料等の救援物資をもらえるのか?

回答1
地域防災拠点は、避難所であるとともに、震災により住家等に被害を受け、
自炊手段や食料・生活必需品を失った被災者の方へ物資を供給する拠点でもあり、
在宅避難の場合でも救援物資を受け取っていただけます。

しかしながら、地域防災拠点には水、食料のほか生活物資を備蓄していますが、
最低限の数量しか備蓄されておらず、
また、発災当初は必要な物資の確保が難しく、十分な量の供給は困難です。
市民のみなさまには、避難の際に家庭での備蓄品を持参していただくようお願いしており、
拠点では避難者が持参した水、食料を優先利用し、その後拠点備蓄を利用します。

また、物資供給の優先順序は
①高齢者、幼児、障害者等の要援護者
②地域防災拠点への避難者
③在宅被災生活者
④帰宅困難者
となっています。

いずれにしても、日ごろから災害時に備え、3日から1週間分程度の
自分(家族)の食料・水の備蓄をお願いいたします。

質問2
震災時の市営住宅の下水管等の確認はどのように行われるのか?

回答2
市営住宅の管理については、市が指定する民間の指定管理者に委ねられています。
発災時には、指定管理者が施設の確認を行い、必要に応じて修繕を行います。
市営住宅の管理に関する詳細については
建築局市営住宅課(TEL671-2923)にご相談ください。

質問3
震災時のごみの回収はどのように行われるのか?

回答3
災害発生時の生活ごみの収集は、発災から72時間までに開始することとし、
地域防災拠点を最優先に実施します。
ごみの分別は通常時と同様ですが、発災から1か月程度は「燃えるごみ」を最優先に収集します。
被害状況により収集方法が変更する場合は、速やかに周知します。

【参考】 横浜市災害廃棄物処理計画(横浜市資源循環局HP)
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/shigen/sonota/hoshin/saigai.html

質問4
家具転倒防止器具の取り付けについてボランティアを紹介してほしい

回答4
家具転倒防止につきましては、家族全員が65歳以上などの要件を満たす場合に
2個まで器具の取付を無料で行う横浜市の助成制度があります。

【参考】 家具転倒防止対策(横浜市総務局HP)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/wagaya/jishin/sonae/kaguten.html
ご質問の取り付け等のボランティアについては、区役所で把握している団体はありませんが、
地域で活動されている団体等もあるかもしれません。
区社会福祉協議会(TEL341-9876)のボランティアセンターにご相談ください。

防災小町
海野様、ありがとうございました。株式会社防災小町では、地域の声をお聞きし問題の解決に努めております。
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