あおり運転されたらどうする?対処方法と注意点

あおり運転されたらどうする?対処方法と注意点

あおり運転は、近年社会問題化している危険な行為です。
煽り運転や割り込みなどの行為によって、被害者を恐怖や危険に陥れます。

もしも、あおり運転をされたらどうすればいいのでしょうか?
対処方法と注意点をご紹介します。

対処方法

冷静に状況を判断する

あおり運転を受けたら、まずは冷静に状況を判断することが大切です。
相手の車のナンバーや特徴を覚えておくと、警察への通報や後日の対処に役立ちます。

安全な場所に避難する

安全な場所に避難しましょう。
周りに他の車がいない場合は、路肩に停車するか、警察署や交番などの公共施設に避難します。

警察に通報する

警察に通報しましょう。通報する際には、相手の車のナンバーや特徴、あおり運転の様子などを詳しく伝えます。

注意点

あおり運転に応じてはいけない

あおり運転に応じて、車間距離を詰めたり、急ブレーキを踏んだりするのは危険です。
相手の挑発に乗らないことが大切です。

あおり運転を記録する

あおり運転を記録しておくと、警察への通報や後日の対処に役立ちます。
ドライブレコーダーを前後に設置しておくと、あおり運転の様子を記録することができます。

あおり運転を我慢しない

あおり運転は、被害者の命や安全を脅かす危険な行為です。
我慢せず、警察に通報するなどの対処をしましょう。

関連法

令和2年6月10日に公布された道路交通法の一部を改正する法律により、妨害運転(「あおり運転」)に対する罰則が創設されました。
これにより、令和2年6月30日から、他の車両等の通行を妨害する目的で、急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反を行うことは、厳正な取締りの対象となり、最大で懲役3年の刑に処せられることとなりました。

また、妨害運転により著しい交通の危険を生じさせた場合は、最大で懲役5年の刑に処せられることとなりました。
さらに、妨害運転をした者は運転免許を取り消されることとなりました。

警察庁:道路交通法改正(リンク)

まとめ

あおり運転は、被害者の命や安全を脅かす危険な行為です。
もしも、あおり運転をされたら、冷静に状況を判断し、安全な場所に避難しましょう。
また、警察に通報し、被害の拡大を防止することが大切です。

警察庁:危険!「あおり運転」はやめましょう