近年、SNSを中心に「〇月〇日に大地震が来る」といった予言が拡散されるケースが増えています。
オカルト的なものから、個人の妄想まで様々で、多くの人が不安に駆られています。
しかし、気象庁は地震を予知することはできないと断言しています。
https://jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html
確かに、地震の前兆となる地殻変動や動物の異常行動などが見られる場合がありますが、これらの現象が必ず地震に繋がるわけではありません。
また、たとえ地震が発生する可能性があったとしても、いつ、どこで、どのくらいの規模の地震が起こるのかを正確に予測することは極めて困難です。
予言を鵜呑みにし、恐怖に支配される必要はありません。
むしろ、この機会に防災意識を高め、具体的な対策を講じることが重要です。
防災ライフスタイルプロデューサーが教える、予言に惑わされない防災術
防災ライフスタイルプロデューサーとして、私は以下のような対策を推奨しています。
1. 予言を100%ウソだと思わない
予言が当たったとしても、被害を最小限に抑えるためには、日頃の備えが不可欠です。
2. 予言の日を「防災の日」と捉える
予言が的中するかどうかは関係ありません。
大切なのは、「もし大地震が来たらどうするか」を具体的に考えることです。
3. 前日までにできる防災対策を徹底する
家具の固定・配置の見直し
備蓄品・非常食の点検・買い足し
避難経路の確認
家族間の安否確認方法の再確認
など
できる限りの対策を講じましょう。
4. 正しい情報源から情報を収集する
気象庁や地方自治体の公式サイトなど、信頼できる情報源から最新情報を入手しましょう。
5. 周りの人にも情報を共有する
家族や友人、地域の人々と情報を共有し、助け合える体制を築きましょう。
6. 不安な気持ちは一人で抱え込まない
不安な気持ちは誰にでもあります。
周りの人に相談したり、専門家の助けを借りたりしましょう。
まとめ
予言があろうがなかろうが、大切なのは「備えあれば憂いなし」の精神です。
今日からできることから始めて、地震に備え、自分たちの命を守りましょう。
この記事が、少しでも多くの方の防災意識向上に繋がれば幸いです。