災害時、非常用トイレは私たちの生活に欠かせないアイテムです。
使い方や処分方法を正しく理解しておくことで、衛生的な環境を保つことができます。
今回は、非常用トイレの準備から処分方法まで、具体的なポイントをご紹介します。
災害時でもトイレに行く必要があります。
事前に非常用トイレを準備しておくことが大切です。
非常用トイレは、携帯トイレや簡易トイレなど様々な種類がありますので、自分や家族に合ったものを選びましょう。
使用後の非常用トイレの袋は、空気を抜いてから口をしっかり縛ることが重要です。
袋の中に空気が多く残っていると、ゴミ収集車で圧縮される際に破裂し、内容物がまき散らされる恐れがあります。
臭いを防ぐためにも、二重袋にしておくと安心です。
国は「発災してから3日以内にゴミ回収を」としていますが、大規模な災害では回収が遅れることがあります。
そのため、非常用トイレの使用後の袋を一週間分ためられるように準備しておくことが推奨されます。
家庭内でスペースを確保し、適切に保管できるよう訓練しておきましょう。
あなたが住んでいる市区町村で、非常用トイレの具体的な回収方法を確認しておくことが重要です。
全ての自治体の職員が被災経験があるわけではなく、災害時の対応がスムーズに進まない場合もあります。
市民として、事前に行政に問い合わせて確認し、自分たちの生活を守るために積極的に行動しましょう。
非常用トイレの準備と正しい処分方法を理解しておくことで、災害時の生活環境を衛生的に保つことができます。
事前にしっかりと準備をして、いざという時に備えましょう!