マンションで在宅避難に備えよう

マンションで在宅避難に備えよう

日本は地震大国であり、いつどこで大規模な地震が発生してもおかしくはありません。
そのような場合、避難所への避難が難しい場合もあります。
そこで、マンションに住む人が在宅避難に備えるための方法をご紹介します。

在宅避難とは?

在宅避難とは、大きな地震が発生したとき、自宅に倒壊や焼損の危険性がない場合に、地域防災拠点(避難所)へ避難するのではなく、自宅で避難生活を送る方法です。

在宅避難を判断する際のポイントは、以下のとおりです。

・自宅の耐震性
・周辺の道路状況
・水道やガス、電気の供給状況
・近隣の避難所の状況

これらのポイントを踏まえて、在宅避難が安全であると判断した場合に、以下の準備をしておきましょう。

在宅避難に必要な準備

・食料や水の備蓄
・簡易トイレの準備
・電気やガスの確保
・情報収集のための手段
・非常用グッズの準備

食料や水の備蓄

食料や水は、最低3日分、7日分以上は備蓄しておきましょう。
水は1人1日3リットルを目安に、ペットボトルや水筒に入れて保存しておきます。
食料は、缶詰やレトルト食品、乾パンなど、常温保存ができるものを用意しましょう。

簡易トイレの準備

水道が使えなくなった場合、簡易トイレの準備が必要です。
携帯用トイレや生ゴミ処理袋などを用意しておきましょう。

電気やガスの確保

停電やガス漏れの可能性があるため、懐中電灯やランタン、携帯用カセットコンロなどの準備が必要です。

情報収集のための手段

テレビやラジオ、スマートフォンなど、災害情報の収集のための手段を用意しておきましょう。

非常用グッズの準備

常備薬や衛生用品、応急用品などを用意しておきましょう。

在宅避難時の注意点

在宅避難をする場合は、以下の点に注意しましょう。

・ガラスや家具が倒れてくるのを防ぐため、転倒防止対策をしておきましょう。
・停電や断水に備えて、常備灯や非常用ライト、携帯用ラジオなどを用意しておきましょう。
・火災に備えて、消火器や防火グッズを用意しておきましょう。
・地震や津波などの二次災害に注意しましょう。

まとめ

マンションで在宅避難をする場合は、以下の準備と注意点を押さえておきましょう。
日ごろから備えをしておけば、いざというときに慌てずに行動することができます。