• より良い防災施策をご提案いたします。

地震はいつどこで発生するかわからない災害の一つです。

特にエレベーター内で地震に遭遇した場合、閉じ込められる可能性があるため、冷静な行動が求められます。

本記事では、エレベーター内で地震にあった際に覚えておきたい4つの行動について、初心者でも分かりやすく解説します。

万が一の時に備えて、ぜひ参考にしてください。

1. エレベーターが停止したらすぐに「全ての階のボタン」を押す

地震が発生した際、まずエレベーターが急停止することがよくあります。

このとき、最初にすべき行動は「全ての階のボタン」を押すことです。

これにより、少しでも近い階に止まってドアが開く可能性が高くなります。

近年のエレベーターは、地震感知機能が搭載されているため、自動的に最寄りの階に停まり、扉が開く設計になっているものも多いですが、念のため手動で全階のボタンを押しておくことが重要です。

これにより、安全な場所に出られる可能性が高まります。

2. 揺れが収まるまで「その場に留まる」

地震発生時にエレベーターが停止した場合、恐怖心からパニックに陥ることがあるかもしれません。

しかし、揺れが続いている間は決して無理に行動せず、エレベーター内でその場に留まることが最善の行動です。

エレベーターの中は比較的安全な空間であり、急に飛び出したりドアを無理に開けようとすると、危険が増す可能性があります。

揺れが収まるまで、冷静にエレベーターの中で待機し、外部の状況が安定するのを待ちましょう。

3. 「非常ボタン」を押して状況を報告する

揺れが収まった後、エレベーター内の「非常ボタン」を押して、状況を外部に知らせましょう。

このボタンはエレベーター会社やビルの管理センターと直通しており、担当者がすぐに対応してくれる仕組みになっています。

閉じ込められた状況を伝えることで、救助が必要な場合は迅速に対応してもらえる可能性があります。

また、このタイミングで携帯電話を使って、家族や友人にも自分が無事であることを連絡しておくと、安心材料となるでしょう。

4. ドアを無理に開けようとせず、指示を待つ

エレベーターが停止し、揺れが収まっても、決してドアを無理に開けようとしないでください。

エレベーターの扉は非常に重く、無理に開けることで怪我をする可能性があるほか、エレベーターが不安定な状態にある場合は非常に危険です。

エレベーター内には安全装置が備わっており、停電や地震発生時でも安全に避難できる仕組みがありますので、外部からの救助や指示を待つことが大切です。

パニックに陥らず、冷静に対応することで、安全に脱出できる確率が上がります。

まとめ

エレベーター内で地震に遭遇した際、冷静に適切な行動を取ることが自分の命を守るために非常に重要です。

まずは全ての階のボタンを押して最寄りの階に止まるようにし、揺れが収まるまで安全な場所に留まりましょう。

そして、非常ボタンを使って外部に状況を伝え、決して無理にドアを開けようとせず、指示を待つことが大切です。

この4つの行動を覚えておけば、エレベーター内での地震時に冷静に対処できるでしょう。