「携帯番号が変わった」「風邪引いた」は詐欺!
最近、息子や孫になりすました犯人から電話があり、「携帯番号が変わった」「風邪を引いた」などと話し、お金を要求する詐欺が横行しています。
この詐欺は、オレオレ詐欺と呼ばれるもので、2022年には全国で約1,800件、被害総額は約100億円にのぼりました。
オレオレ詐欺とは
オレオレ詐欺とは、息子や孫になりすまして電話をかけ、お金を要求する詐欺です。
最初の電話では、「風邪をひいて、声が違う」「携帯をなくした(盗まれた、壊れた)」などと話し、声が違うことを不自然に思われないようにし、さらに、「携帯電話番号が変わった」と言って、携帯電話番号が変わったと思い込ませます。
その後、仕事に関するトラブルなどを口実に、お金が至急必要であることを持ちかけ、被害者をだまして現金を騙し取ります。
「携帯番号が変わった」「風邪引いた」の手口
「携帯番号が変わった」「風邪引いた」は、オレオレ詐欺の典型的な手口です。
具体的には、以下の手順で被害者をだまし取ります。
1.息子や孫になりすまして電話をかけ、「風邪をひいて、声が違う」「携帯をなくした(盗まれた、壊れた)」などと話し、声が違うことを不自然に思われないようにする。
2.「携帯電話番号が変わった」と言って、携帯電話番号が変わったと思い込ませる。
3.仕事に関するトラブルなどを口実に、お金が至急必要であることを持ちかける。
4.被害者をだまして現金を騙し取る。
被害に遭わないための対策
オレオレ詐欺の被害に遭わないためには、以下の対策を心がけましょう。
・息子や孫からの電話でも、いきなりお金の要求があった場合は、冷静に受け止めず、必ず本人と直接確認する。
・知らない番号からの電話には、出ない。
・出てしまった場合は、名前や用件を名乗らせ、相手が誰なのかを確認する。
・身に覚えのない用件の場合は、断る。
・お金を振り込む前に、必ず本人に確認する。
まとめ
「携帯番号が変わった」「風邪引いた」は、オレオレ詐欺の典型的な手口です。
被害に遭わないためには、上記の対策を心がけましょう。
また、家族や友人にも注意喚起をするようにしましょう。