壊滅的な被害をもたらした歴史上の15の巨大地震
地震大国の日本は今までたくさんの被害を受けてきました。
緊急地震速報が鳴ると、ドキッとする人も多いかと思います。
そんな恐ろしい地震ですが、今回は壊滅的な被害をもたらした、世界の歴史上の15の巨大地震を簡単に紹介します。
6. ハイチ・ポルトー・プランス地震(2010年)
2010年1月12日、ハイチの首都ポルトー・プランスでマグニチュード7.0の地震が発生しました。
この地震によって死者316,000人、負傷者30万人という壊滅的な被害が出ています。
7. ソビエト連邦・アシガバート地震(1948年)
1948年10月6日、旧ソ連のアシガバート近郊(現トルクメニスタン)でマグニチュード7.3の地震が起こりました。
この地震は検閲のため報道されず、死傷者や被害に関する情報は流れませんでした。
そのためソ連初の原爆実験の結果だといわれたそうです。
1988年、死者数は11万人だと報告されています。
8. イタリア・メッシーナ地震(1908年)
1908年12月28日、イタリア南部、シチリアのメッシーナとレッジオで地震が発生しました。
地震の規模はマグニチュード7.1で、10万人から20万人の命が奪われています。
12メートルの津波が近くの海岸を襲い、メッシーナにある建造物の91%を破壊しました。
9. 中国・四川大地震(2008年)
2008年5月8日、中国の四川省でマグニチュード8.0の地震が発生しました。
地震の揺れは、北京や上海だけでなく周辺国でも感じられています。
公式の発表では、四川省での死者69,197人、負傷者374,176人といわれています。
中国では1976年の唐山地震の次に悲惨な地震になりました。
10. カシミール地震(2005年)
2005年10月8日、パキスタンのカシミールでマグニチュード7.6の地震が発生しました。
この地震で85,000人が亡くなり、69,000人以上が負傷しています。
カシミールは、パキスタンとインドで領土争いをしている場所だったため、両国から被害が出ました。