熊本県の郷土料理『一文字のぐるぐる』のレシピ

一文字のぐるぐる (ひともじのぐるぐる)とは?


画像提供元 : 有限会社ひまわり亭

一文字のぐるぐるは、熊本県の郷土料理です。
一文字は、熊本県で栽培されているネギの一種(わけぎ)で、細長く、白根が膨らんでいるのが特徴です。
一文字のぐるぐるは、一文字を軽く茹でて、白根を軸に葉をぐるぐると巻いたものです。
巻き終わりは、指で切って留めます。一文字のぐるぐるは、酢味噌を付けて食べます。
酢味噌の酸味と甘みが、一文字の甘みと辛みを際立てます。
一文字のぐるぐるは、熊本県の居酒屋や定食屋でよく見かけます。
また、お弁当のおかずとしても人気があります。

材料(3~4人分)

一文字(わけぎ)120g
塩 小さじ1
白味噌 40g【調味料★】
砂糖 大さじ2【調味料★】
酢 大さじ2【調味料★】
みりん(または赤酒) 小さじ2【調味料★】

作り方

1 一文字は根を切り落とし、よく洗う。

2 鍋にたっぷりの水を入れ、塩小さじ1を入れて沸騰したら一文字を根元の方から先に入れてゆでる。芯のかたさが残る位にさっとゆでるが、加減はお好みで。

3 2をざるにあげて冷水で冷やした後、しっかりしぼって水気を切る。

4 白根から5cm上を折り、白根を芯にして青い葉の部分をぐるぐると巻きつける。一つひとつの太さ、大きさが同じになるように丁寧に巻くと見栄えも口当たりも良い。

5 調味料★を合わせて酢味噌をつくって添える。お好みで、辛子酢味噌、梅味噌などでも美味しい。

食べ方

一文字(わけぎをさっとゆで、冷ましてから、白根の部分を軸に青い葉の部分を巻きつけます。
そこに、酢味噌や辛味噌を掛けたり、添えたりして盛り付け、色合いと食感を楽しんでいただきます。
酒のつまみにしても最高です!

出典:農林水産省Webサイト