119で伝えること

119番通報で伝えるべき5つのこと

119番は、火災、救急、救助などの緊急事態が発生した際に、消防や警察に連絡するための電話番号です。
119番通報は、迅速かつ正確な情報を提供することが重要です。

そこで、今回は、119番通報で伝えるべき5つのことをご紹介します。

1.火災か救急か救助か

最初に、火災か救急か救助かを明確に伝えましょう。

・火災の場合は「火事です」と伝えます。
・救急の場合は「人助けです」と伝えます。
・救助の場合は「助けてください」と伝えます。

2.場所

次に、場所を正しく伝えましょう。

・場所は、地番や住所、目印となる建物や交差点など、具体的に伝えます。
・携帯電話から通報する場合は、GPS機能を利用して位置情報を提供することも可能です。

3.状況

火災の場合は、燃えているものや、負傷者の有無、逃げ遅れた人の有無などを伝えます。

救急の場合は、傷病者の年齢や性別、どのような容態なのかを伝えます。

救助の場合は、どのような状況なのかを伝えます。

4.名前と電話番号

最後に、自分の名前と連絡先を伝えましょう。

これは、通報内容の確認や、今後の連絡に必要です。

5.落ち着いて話す

119番通報は、緊急事態が発生した際に行うものです。
しかし、慌てて話してしまうと思わぬミスをしてしまう可能性もあります。

落ち着いて、ゆっくりと話すことが大切です。

119番の正しいかけ方(例)

消防署: 119番、消防署です。火事ですか、救急ですか。
通報者: 火事です。
消防署: あなたのお名前と住所を言ってください。
通報者: 名前は、消防太郎です。
住所は○○町1丁目2番3号です。
消防署: 近くに、何か目標がありますか。
通報者: 公立図書館の隣です。
消防署: いまお使いの電話番号を言ってください。
通報者: 123の4567です。
消防署: わかりました。何が燃えていますか。
通報者: 図書館の隣の私の家が燃えています。
消防署: わかりました。直ちにそちらへ向かいます。
あなたは大丈夫ですか。早く外に出てください。
通報者: はいわかりました。

119番通報は、迅速かつ正確な情報が重要です。
今回ご紹介した5つのことを参考に、適切な情報を提供しましょう。